次頁へクルーズ考へ戻る旅コムトップへ


クリスタルセレニティ・夢の地中海クルーズ(その1)

日本人にも乗りやすい世界最高峰の客船



エーゲ海のクリスタルセレニティ
エーゲ海の
クリスタルセレニティ

 2004年2月10日。クルーズファンには堪らない、世界最高峰の客船クリスタルセレニティが日本へやってきた。この船は、女優ジュリーアンドリュースがゴッドマザーを務め、2003年7月にデビューした客船であることは先回この欄で取り上げた。

 クリスタルセレニティの凄いところは就航わずか1年足らずで、世界トップクラスの評価を獲得してしまったことである。例えば、ベルリッツのクルーズガイドでは、大型客船部門の世界第一位。スターンズのクルーズガイドに至っては6スタープラスという最高の星の数をつけている。私個人としては、こういうガイドの類を全て鵜呑みにするわけにはゆかないが、確かにクリスタルセレニティが世界トップクラスの客船であることは間違いない。
昨年秋のクリスタルセレニティ地中海クルーズでは、そのハイグレードなクルーズを存分に堪能させてもらった。

 そのクルーズのスタートは、ギリシアのピレウス港であった。そして翌朝目を覚ますと、正面には朝日を浴びたサントリーニ島がそびえていた。
クリスタルセレニティのグレン・エドバードセン船長
クリスタルセレニティの
グレン・エドバードセン船長
 この島はエーゲ海の島々のなかでも1,2を争う美しい景観を誇り、幻のアトランティス伝説が残る島でもある。

 早速、海面から約300メートルの断崖絶壁にある町フィラを目指した。港からフィらへ登る手段は3つある。徒歩で600段の階段を40分かけて昇る方法。ロバに跨り30分を費やして登る方法。そして、ケーブルカーに乗り3分で登る方法。今回は最も早いケーブルカーを選んだ。青い海。白壁の家並み。ドーム屋根の教会。これこそエーゲ海のポスターなどでお目にかかる典型的風景だが、フィラから見る景色はまさにそのお手本のよう。加えて見応えをさらに増しているのが、青い海に浮かぶ客船クリスタルセレニティであった。純白の堂々とした姿が、しっとりと景観に溶け込み、まるで絵葉書のモデルのようであった。

 船に帰ると今夜は、船長主催の歓迎パーティー。紳士淑女達の華やかな装いに会場のパームコートは花が咲いたようだ。ところで、このクルーズの船長は、キャプテン・グレンエドバードセンであった。彼はクリスタルクルーズ社のなかで最も若い船長だが、優秀なことでも有名で、2003年には姉妹船クリスタルシンフォニーのワールドクルーズの船長も務めたという実績も持っている。



-1-
次頁へクルーズ考へ戻る旅コムトップへ